Location 場所 |
Utah, United States アメリカ合衆国ユタ州 |
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Established 設立 |
1928-09-15 |
Area 広さ |
145.02 km2 |
ユタ州南部は,岩の芸術の宝庫と呼ばれていて,ブライスキャニオンもその一つです.眼下を埋め尽くす,おびただしい数のフゥードゥ(hoodoo)と呼ばれる尖塔群に,思わず息を呑む.この美しい景色は,昼夜の大きな気温差によりできたそうです.年の3分の2以上の期間,岩に含まれた水分は,毎日,凝固と溶解を繰り返し,現在も岩を侵食しています.ブライスキャニオンの冬は積雪が多いですが,公園は年中オープンしています.(2004-03-09〜10,2011-04-30〜05-01訪問)
1回目の訪問は3月のはじめ.数十センチの積雪がありましたが,主要な公園の道路は除雪されていました.主な展望台へのアプローチは問題ありませんでしたが,ほとんどのトレイルは,積雪が多く,一部閉鎖されているトレイルもありました.ウォール街へのトレイル,ナバホループトレイルは南側半分が閉鎖されていました.どの展望台も見晴らしがよく素晴らしかったです.公園の奥の展望台は樹木が多く,公園の入口に近い展望台は先頭群の占める割合が多かったです.一番見晴らしが良かったのは,Upper Inspiration Pointからの眺めでした.日の出前,膝までの積雪したトレイルと悪戦苦闘しながら,たどり着いた展望台からの日の出は格別でした.また,トレイル閉鎖のため遠回りして行ったウォール街も,尖塔の間を光を求めて生えている木が印象的でした.
2回目の訪問は5月.雪は殆ど無かったですが,朝はよく冷え−10℃まで下がりました.昼間は10℃台半ば,過ごしやすい気候でした.ナバホループトレイルは今回は全面閉鎖.崩落が激しいためでしょうか?ウォールストリートにはクイーンズガーデントレイルから行きました.Hoodooの間に生えているもやし状態のPonderosa Pineは何度見てもすごいです.