中学の時にから使っている口径76mmの屈折望遠鏡です.レンズは,1群2枚構成で2番目のレンズに蛍石(CaF2)を使用した,色収差の非常に少ないアポクロマートレンズを使っています.焦点距離は600mm,口径比(F)は7.9です.惑星や月の写真を撮る時には,拡大レンズを使って,焦点距離を長くして使います.
大学2年の時に中古で買った口径160mmの反射望遠鏡です.焦点距離は960mmで,何とか一人で光学系を調整することが出来ます.F6ですが,そのままだと収差が大きいので,F4.7(752mm)にするレデューサーレンズやF8(1280mm)にするコレクターレンズを使用して撮影します.
天体写真を撮るときは,長時間露出をする必要がありますが,露光中に天体は地球の自転により東から西へと動きます.天体の動きに合わせて追いかける装置が赤道儀です.最近のものだと,モーターが内蔵されていて,ほぼ自動的に追いかけれくれます.
中学校の時,初めての天体望遠鏡とセットだった赤道儀です.搭載重量は7kgと天体写真を撮るには少々物足りませんが,本体に触れることなく手元のコントローラで微調整が出来,使いやすい赤道儀です.大学1年まではメインの赤道儀で,その後は観望会用に使っていました.今は,アメリカの両親の家にあり,そのうちに遊びに行ったときに引っ張り出して使いたいです.
現在のメイン赤道儀.知り合いから16cm反射望遠鏡とセットで買いました.今まで使っていた赤道儀を一回り大きくした感じで,搭載重量も15kgと大きくなりました.機能的にはEM-10と同じです.